封筒の貼り方
センター貼・ヨコ貼・カマス貼・ダイヤ貼・ガセット貼・マチ付(保存袋)・レントゲン袋・大型袋などがあります。
センター貼
和封筒(長形封筒・角形封筒)で古くから用いられてきた、最もポピュラーな貼り合わせです。胴の真ん中で貼り合わせるため、強度が出やすいのが特徴です。
ヨコ貼
主に和封筒(長形封筒・角形封筒)で使用される貼り合わせです。貼り合わせ部分が封筒の端に来るので、宛名を書く時や印刷する時に段差の影響を受けず、綺麗に仕上がります。
カマス貼
主に洋封筒で使用される貼り合わせです。貼り合わせ部分が封筒の両端にくるので、封入物の出し入れがしやすく、ダイレクトメールや請求書の送付などによく使用されます。
ダイヤ貼
主に洋封筒で使用される貼り合わせです。メールアイコンなどでおなじみのフタが三角形になっている貼り方です。結婚式の招待状や挨拶状など、フォーマルな場面で使用されることが多い封筒です。
ガセット貼
封筒の側面にマチをつけておりますので、中身に合わせてマチが広がります。平袋(通常の封筒)では封入しづらいパンフレットやアパレル製品など厚みのある物も、ガセット貼なら封入・発送が可能です。
マチ付
厚みのある物・書類の束や冊子などを整理・保管・携帯する際におすすめです。
レントゲン袋
フタのないツメ入の大型袋。医療用のレントゲンフィルムだけでなく、図面や大型の書類などがゆったりと収納できます。
大型袋
フタのない大型の平袋です。大きな用紙も折らずにそのまま入れられるため、ポスターや図面・ボードなどの収納に適しています。
貼り方の名称について
封筒の貼り方には、他にも様々な呼び名がございます。
- センター貼:中貼、中央貼、タテ貼、センターシーム
- ヨコ貼:横貼、スミ貼、サイド貼、サイドシーム
- カマス貼:内カマス貼、カマス内貼
- ダイヤ貼:ダイヤモンド貼
口糊の種類
かんたん・きれいに封ができる口糊付封筒。口糊には以下のような種類があります。(名称は各メーカーで異なる場合があります)
スチック
フタと本体に天然ゴム糊を塗布しております。フタを閉じることで塗布面が圧着され、かんたんに封緘できます。
接着力保持の目安は3〜6ヶ月
ハイシール
本体部分にハイシール糊を塗布し粘着面を保護する剥離紙付きです。本体に口糊を付けているので、封入物がひっかかりません。
テープスチック
フタ部分に安定した強い粘着性をもつ両面テープを貼付けています。めくりやすい“耳出し”仕様です。
アラビア糊
水分を糊の塗布面につけることにより、簡単に封緘できます。アラビア糊に関しましては製袋仕上り後の加工はできません。
口糊封筒の取り扱いについて
- 高温多湿および直射日光を避けて保管してください。長期にわたって保管されますと、口糊の接着力が低下するおそれがあります。
- 印刷時にパウダーをご使用になる場合、封筒や口糊部分にパウダーが多量に付着しますと、接着力の低下につながるおそれがあります。
- 口糊部は舐めないでください。