安定した品質の製品をお届けするために
紙製品は自然素材である木材パルプから作られており、工業製品のようにすべて完全に均一な性質を持っているわけではありませんが、その僅かな誤差が紙としての温かみのある素材感を表しています。お届けする紙製品が、いつも安定して、安心してお使いいただけるよう、万全の品質管理体制で、ものづくりに取り組んでいます。
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CCM(カラーマッチングシステム)
原稿色を測色し、色ブレのないよう印刷インキを自動調色。案件ごとの調色数値をデータ保存し、調色に必要なインキ色数・量を削減。印刷枚数に対して余剰のない的確なインキ量を算出し、インキ廃棄量、CO2 排出量を削減。
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光度測定
調色インキでの印刷結果を、光度計で測定し、指定通りの色数値となっているかを確認します。
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印刷仕上りチェック
CCM、光度測定に加えて、数値だけで表せない、色の感じ方、全体の仕上りもチェックし、必要に応じて刷色補正をします。
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抜き・寸法チェック
各加工工程ごとに、指定通りの仕上り、寸法、加工精度のチェックを行います。
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糊の塗布量チェック
アラビア糊が接着力を発揮するよう、規定量が塗布されているかを測定します。
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破壊検査
製袋工程を終えた製品を、破壊検査し、仕上り、各部の精度を確認します。
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各工程部署でのメンテナンス
各部署で、加工機械のメンテナンスを行います。清掃、グリスアップ、パーツ調整を行い、常に加工機器を最良のコンディションに保ちます。
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設備技術課
各部署の加工機械のメンテナンスを行います。必要に応じてオーバーホール、アップグレ-ド、パーツ加工を行い、常に加工設備を最良のコンディションに保ちます。
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製造ロット管理
各製品は製造ロットナンバーで管理し、各工程、製造記録等と相互管理されています。